島を取り巻く家々 |
クナ族は、島の周囲を取り巻くように家を構えています。
また、下の写真は、サン・ブラス諸島にあるクナ族の家の写真です。
家は、キビの茎を並べて造った壁に、ヤシの葉で葺いた屋根がのっているという、素朴な造りのものです。窓がなく、壁のすき間から日が差す程度なので、家の中は昼間でも薄暗いのです。
しかし、1年を通して暑いパナマですが、日が差し込まず、壁のすき間から風が入ってくるため、一日中涼しいという利点もあります。家の外には、モラやモラブラウスを吊るしていることが多いのです。
家の内部は、居間兼寝室の棟と台所の棟があります。煮炊きをするのに薪やヤシの実の殻を燃やすので、別棟にしないとすすがついて大変なのでしょう。
また、居間にはハンモックがあり、夜になると、そのハンモックで寝ます。つまり、クナ族はハンモックがベッドになるのです。
親族による共同生活というのは、クナ族の生活形態の中でも特徴的なものであるといわれています。
参照:クナ族の家 「サンブラス諸島旅行:作業療法/パナマ/青年海外協力隊」
参照:YouTube Kuna Yala montage「johnmckay71」
サンブラス、クナ族の様子を4分弱にまとめた動画を見つけました。
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