パナマには、モラを売る小さな店がたくさん見られます。
もちろん、サンブラス諸島に行けば、大小の島々には、そこに住むクナ族が観光客めあてに、たくさんのモラを売っています。中には、太陽の強い光に当たり、色褪せたモラも少なくありません。
サンブラスに行かなくても、パナマシティーにもたくさんのモラの店があります。
パナマ人が営むモラの店もありますが、クナ族自身が個人で経営する一坪ぐらいの小さな店がほとんどです。一つの店には、その家族や親戚が作ったモラが売られているのです。
時には、モラを買ってほしいと店に持ってくるクナ族もいます。
どんなに縫製技術や刺繍技術のうまいクナ族でも、なかなかモラは売れないように感じます。
私もたくさんの時間をかけ、よくモラの店を回ったものです。その中でも、「これはすごい!」と思ったモラと出会ったときの感動は忘れることができません。だから、徐々にモラにはまっていったのかもしれません。
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